3D Print

3Dプリント設計メモ

配線を隠すだけでなく、配線を保持するための構造として3Dプリント部品を設計します。

Parts

構成部品

  • トップカバー: 外観と上面保護を担当。
  • スイッチプレート: スイッチ位置と押下時の安定感を担当。
  • ベースプレート: PCBソケット、配線溝、はんだ位置を担当。
  • ボトムケース: 左右ユニットの剛性、固定、ケーブル逃げを担当。
インターナルワイヤー分割キーボードの分解構造

Wire Groove

配線溝の設計

配線溝は、線材が収まる幅と深さを確保しつつ、はんだ部や曲げ部に無理が出ない形にします。細すぎると配線が浮き、太すぎると位置が安定しません。 この作品では、配線を後から押し込めること、はんだ付け時に作業しやすいこと、ケースを閉じたときに圧迫しないことを重視しています。

配線溝を設計したベースプレート

Socket

PCBソケット固定部

PCB用ホットスワップソケットは、本来はPCBに支えられる部品です。この作品では3Dプリント部品に接着して使うため、位置決め、接着面積、スイッチ抜き差し時の力の逃げ方が重要です。

ベースプレートへPCBソケットを接着している様子

Print Direction

造形方向

造形方向は、見た目、強度、寸法精度、サポート材の跡に影響します。スイッチ穴、ソケット固定部、ネジまわりは寸法が効くため、試作してはめ合いを確認します。

3Dプリント造形に使用したBambu Lab A1

Failures

失敗した点

  • 配線溝が浅く、ケースを閉じると配線が浮く。
  • ソケット固定部の接着面積が足りず、スイッチ抜き差しで不安定になる。
  • インサートナット位置がずれ、ケースがきれいに閉じない。
  • 外観を優先しすぎて、はんだ作業の工具が入りにくい。

Next

改善予定

  • ソケット固定部をより強くする。
  • 配線溝の逃げを増やす。
  • 左右接続ケーブルまわりの抜き差しをしやすくする。
  • 公開用データでは、作業順が分かるように部品名を整理する。

このページは作品固有の設計メモです。造形条件はプリンタ、材料、スライサ設定で変わるため、数値は実機で確認します。